【お知らせ】「~ エビデンスのある支援の実践 ~ 令和5年度長崎県強度行動障害支援者養成研修(実践研修)」が開催されます!
強度行動障害の支援においては、個別支援計画や居宅支援計画といった大まかな支援内容では、適切な支援を行うことは困難です。障害特性に配慮した留意点を整理し、日々の日課や各活動の詳細を決め、時間単位で各活動をどのような流れで行っていくかを詳細に記した「支援手順書」が必要です。
本研修では障害特性を把握するアセスメントから手順書の作成、修正に至るまでを学び、根拠(エビデンス)のある標準的な支援を、チーム(事業所)で行うために必要な、チームの中心になって推進していく人材の育成を目指します。
〇実践研修者が目指すもの
1:支援手順書の作成
→ 強度行動障害の状態にあるケースに対し、基礎研修で学んだことを踏まえながら支援手順書を作成する。
2:支援手順書の内容と記録方法を伝達する
→ 支援の統一に向けて、「支援手順書」のサービス提供方法と日々の支援の記録方法について、現場スタッフに伝達する。
3:検証と修正
→ 一定期間実施した支援の結果を取りまとめ、サービス管理責任者および現場スタッフと相談し、支援方法の変更や継続について議論する。
〇受講者アンケートのご紹介
- 様々な視点からアプローチや他職種共働の大切さ、チームとしての支援など有意義な研修だった。
- 強度行動障害の再認識と支援手順書やチームによる支援の重要性を改めて理解できた。
- PDCAサイクルの重要性を学ぶことができた。
- ご利用者を、より細かく観察したり情報収集することで、その方に合った支援や対応を考える重要性を学んだ。
〇受講者アンケートのご紹介
- 強度行動障害について分かりやすく学ぶことが出来た。
- 他事業所の方と話ができて、新たな発想や観点に触れることができ勉強になった。
- 疑似体験を通して「困っていること」について理解できた。
- 支援のアイデアを学ぶことができた。
- 課題行動の背景を知る事が大切なことを学ぶことができた。
- チームプレイの大切さ、報連相、情報共有の大切さを学ぶことができた。
〇プログラム(予定)
- 支援を組み立てるための基本(講義)
- アセスメントの方法(演習)
- 手順書の作成(演習)
- 記録の分析と支援手順書の修正(演習)
- 組織的なアプローチ(講義)
- 実践報告
- 関係機関との連携(講義)
- 研修の振り返り(講義)
〇要綱
開催日:
- 1回目
- 令和5年12月12日(火)~13日(水)
アルカディア大村
- 2回目
- 令和5年12月19日(火)~20日(水)
長崎総合福祉センター
- 対象:
- 強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)を修了された方。
- 受講料:
- 15,000円
*本研修修了者の配置は重度障害者支援加算算定要件となっております。
〇問い合わせ先
一般社団法人 長崎県知的障がい者福祉協会 事務局
長崎県長崎市茂里町3番24号(長崎県総合福祉センター4階)
TEL:095‐842‐7007 FAX:095‐842‐7008
http://www.nagasaki-fukushi.com/
『令和5年度長崎県強度行動障害支援者養成研修(実践研修)』 → 詳細はこちら(クリックすると別タブで開きます)